
Web制作24年目、「AIに仕事を取られる」と本気で思った日の話
Claude CodeとClaude Opus 5.5に触れたとき、Web制作24年の仕事が本気で揺らいだ。減ったのは「作るだけ」の仕事。残ったのは判断と、言葉にする力。一人で抱え込まず、伴走者を置くことが次の一手になる。
KeywordsClaude Code
今号のテーマ、Claude Codeと、Claude Opus 5.5に触れたとき、減った仕事、残った仕事、増えた仕事、「作る」から「伴走する」へ、同じ不安を持つ経営者に、最初に伝えたいこと、まとめ 取られるのは「作るだけ」。残るのは判断と伴走
今号のテーマ
きのうは、AIで効率は上がっても売上が動かない、という公的調査の数字を見ました。 今日はその続きとして、数字ではなく、僕自身の話をします。
Web制作を24年やってきた僕が、「AIに仕事を取られる」と本気で思った日のことです。
1. Claude Codeと、Claude Opus 5.5に触れたとき
きっかけは、Anthropicのコーディング向けエージェント「Claude Code」でした。 Claude Codeは、2025年2月24日に研究プレビューとして公開された、ターミナルからエンジニアリング作業を任せられるツールです(Anthropic公式発表)。
そのうえで、特に強く感じたのがClaude Opus 5.5です。 Anthropicが2026年9月22日に公開した、コーディングや長時間エージェント向けのモデルです(Claude Opusのページ)。
ツールの名前や日付より先に、体感として残ったのはこれです。 「作るだけなら、もう自分じゃなくていい」と、本気で思った。
それまでもAIは使っていました。 でも、Claude Codeに強いモデルが乗った瞬間、手で書いていた領域が一気に向こうに渡った感覚がありました。
ここがポイント脅威を感じた瞬間を、ぼかさずに覚えること。いつ・何を見て揺れたかが分かると、あとから事業の切り替えも説明できます。
2. 減った仕事、残った仕事、増えた仕事
実際に減ったのは、単純に「作るだけ」の仕事です。 たたき台やモックのように、形にするだけの工程は、かなりAI側に寄せられるようになりました。
残ったのは、判断が必要な仕事です。 そして増えたのも、判断とブラッシュアップです。 コミュニケーションの力が要る仕事、とも言えます。言語化や、解像度を上げる仕事、とも言い換えられるかもしれません。
作ること自体は、誰でもできる時代に近づいています。 だからこそ、「何を作るか」「どこまでで十分か」「お客様の課題にどう効くか」を言葉にできるかどうかが、残る側の仕事になりました。
ここがポイント「作る時間が消えた」だけで終わらせない。消えた分、判断と対話の比重が上がっていないかを確認する。
3. 「作る」から「伴走する」へ
そこから、僕は事業の置き場所を変えました。
作ることそのものから、伴走することへ。 誰でも作れる時代になったからこそ、僕の経験と知識をAIと掛け合わせて、お客様のビジネスや課題解決に貢献できる、と考えたからです。
料金や役割の細部は会社ごとに違います。 ただ、軸はシンプルです。納品物の量より、「一緒に決めて進める」側に立つ。
きのうの号で触れた「浮いた時間の再投資」も、同じ向きです。 速くなった分を、別の作業に溶かすのではなく、判断と伴走に振り向ける。
ここがポイント脅威を感じたあとで変えるのは、ツールの種類だけではない。自分が売る価値の定義です。
4. 同じ不安を持つ経営者に、最初に伝えたいこと
同じように、「自分の仕事が取られるのでは」と感じている経営者へ。 最初に見直してほしいのは、一人でやろうとしないことです。
知っている人に聞くのが、いちばん早い。 単純な座学だけだと、なかなか事業に落とし込めません。 伴走者がいることで、事業も加速させられる、と僕は感じています。
不安なまま一人でツールを増やしても、作るだけが速くなるだけ、ということが起きやすい。 誰かと一緒に、「残す仕事」と「渡す仕事」を分けるほうが、先に進みます。
ここがポイント最初の一歩は、最新ツールの比較より「誰に聞くか」を決めること。
まとめ 取られるのは「作るだけ」。残るのは判断と伴走
Claude CodeとClaude Opus 5.5に触れたとき、僕は本気で揺らぎました。 減ったのは作るだけの仕事。残ったのは判断と、言葉にして伝える力。
だから事業を、作る側から伴走する側へ移しました。 同じ不安があるなら、一人で抱え込まず、知っている人に聞くところから。
自社だと、何を残して何を渡すか。一緒に整理します。
Next Stepこの号を読んだあとに
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